10年後の仕事図鑑を読んだ感想とこれからの生き方について

目次

10年後の仕事図鑑

0.激動の時代を生きるあなたへ
普通が普通でなくなる時代
AIに仕事を奪われてもなんら問題はない
自分自身に勝ちを付け、フォロワーを獲得せよ
激動の時代を行くあなたに伝えたいこと
1.全てが逆転するこれからの働き方
AIで本当に仕事がなくなるの?
AIに仕事を奪われることで救われる業界もある
・仕事の未来
理想形は労働者=経営者
・会社員の未来
無給でも働く新しい会社員の未来
保育士問題に見る、みんなが幸せになる働き方
くら寿司の半人力半機会が、これからの最適解
・働くことの未来
収入源という概念がすでにおかしい
・就活・就職の未来
イカれた就活システムから脱出せよ
修行に意味はない。研究しよう
AIの社会は奴隷制度のない古代ローマ
2.なくなる仕事、変わる仕事
人間対人間から人間対機械へ
10年後になくなる仕事・減る仕事
君にしかできない仕事を作り出せ
3.生まれる仕事、伸びる仕事
代替不可能な価値は仕事ではなく趣味で生み出せ
なくなる仕事リストなんて血液型占いくらいの精度しかない
未開の地を開くのはいつだって人間である
4.お金の未来
・お金は信用である
歴史から見るお金の本質
もう現金はいらない
お金を貯めずに信用を貯めろ
・お金に関する間違い
モノとしてのお金がいらない理由
1,000万円あったら貯金は70年以上前の考え方
・これからのお金とどう付き合っていけばいいか
借りると預けるは表裏一体
何が信用・価値になるのか
5.日本の幸福と社会について
欧米は架空の概念、日本の幸福を見つけよう
・学校・教育の未来
学校はいらない
教育無償化でグローバル社会から遠ざかる
・高齢化社会の未来
超高齢化社会も機械化で乗り越えられる
・テクノロジーの未来
インターネットのたった20年で世界を変えた仕組み
6.ピュアな情熱に導かれた自分の人生を生きよ
AI自体に求められる、人生における幸福の再定義
波を待つな!自ら波を起こせ
ワークアズライフ時代を生き抜く戦略
遊ぶ、働く、学ぶの三位一体の生き方
写経好きになってはいけない
コモディティになるな、個性を叫べ
自分の価値本質を貯めろ
自分の頭で思考する癖の付け方
今すぐポジションを取れ

AIに怯えるのではなく活用するべき

昨今、多くにホワイトワーカー、ブルーワーカーに関わらず、労働者はAIに仕事を奪われる心配をしています。

確かにこれからの時代、AIに取って代わられる仕事もあるでしょう。
しかし産業革命以降、機械に取って代わられた仕事は沢山あります。
そして新しく生まれた仕事もあるのです。

AIのさらなる進化により失われる仕事もあるでしょう。
しかし新しく生まれる仕事もあるはず。

大事なのはAIの進化によって人間の仕事が奪われるという心配ではなく、その分だけ自由な時間が生まれるということ。

その時に何ができるか?

仕事を奪われる心配より伸びる仕事、生まれる仕事にどう取り組むか?
ということ。

ネガテイブに考えるよりポジティブシンキングの方がAIに対して明るい未来を描くことができます。

「AIに職を奪われると思った時点で搾取される側にまわる」

AIによる職の代替え=不幸というロジックはたしかにおかしい。

AIを使いこなす側に回れば、AIによる職の代替え=幸福となる可能性もあるはず。

時代に合わせ、常に変化し続けることができるかどうかが大事。

とにかく発達した技術に対してきちんと向き合い、今という時代を精一杯生きなければならないことを痛感。

お金について

今の自分に一番足りない部分かなと思っています。

何かの本にも同じことが書いてあったような気がします。

お金は物々交換の代わりの通貨としてのお金。
マネーとしてのお金として使われてきました。
お金は信用なんですよね。

それをこれからはお金を貯めるのではなく信用をためていけと本には書かれています。

これからの生き方

一番最初に書かれていますが、「普通が普通でなくなる」時代がきます。
多分みんな心の中で分かっていることなんだもしと思います。
しかしそれに気づかないふりをしている人も多い。

インターネット革命以降、仕事のあり方、収入を得る方法が変わったと書かれています。
好きなことでこさお金が稼げる時代になりました。

そのためには自分が一番という技術、知識を持つこと。
〇〇なら誰にも負けないという専門バカになること。
何かに熱中できるものを持つことの重要性が書かれています。

何かで1番になれなくても100人に1人の知識、技術を3つ持てば100×100×100=百万人に1人の人材になることもできます。

情熱を持って生きること!!

この本で印象に残った表現

スタジオジブリの大人気映画「千と千尋の神隠し」で主人公の千尋が湯婆婆に名前を奪われるシーンが「雇用の縮図」という表現がされています。

かなりの書がある衝撃受けました。

どういうことかというと、エジソンの発明が「会社員」として発明したものであれば、エジソンの発明ではなくエジソンの勤めている会社の発明になるということと表現されていました。

名前を奪われるというのは、会社の奴隷になるんだという強烈すぎる表現に対しての衝撃でした。

そしてまさにその通りなんだなと感じました。

だからこそ何か行動を起こさなければと思うような書籍です。

まとめ

これほど有益な書籍。
当然全てを書くことはできません。

以前働いていた会社では賃金が安い、キツいということで多くの人が辞めていく。
歯を食いしばって苦しそうに働き「こうあるべき」という、意味のない妄想を持つ経営者。
辞めていく従業員だけでなく辞めずに働いている従業員に対して影で罵る彼らの思考に嫌気がさしていました。
あの会社、辞めて本当に良かった。

10年後の仕事図鑑のような本を以前働いていた人たちに見せたらバカにするだろう。

昔は〇〇だった。
こうあるべき!

という言葉をよく使っていた。

この本を読んで
今を生きたい!
今を生きよう!

と思える一冊です。

子供を育てたことのある人は子育てできる、という意味の「保育士は誰でもできる」

機械と人の新しい働き方「くら寿司の半機械、半人力」

上記の二つも本を読めば納得。

シンギュラリティと呼ばれるような、気付いた時にはもうすでに手遅れだったというような状況にならないようにスピード感を持って今を生きよう。

頭の良い悪いは置いておいて、動き出さなければ!!

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